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Books×me×Evolution

2005-07-16 (Sat) 23:11
自分の考え方に大きな影響を与えた作家。渡辺浩弐(敬称略)。
まだファミ通がファミコン通信だった頃、そこで連載されていた1999年のゲーム・キッズが渡辺浩弐氏の作品との出会いだった。ショートショートで綴られる近未来像は、僕にとって常に全く新しい視座だった。どの作品をひとつ読んでも、無限の思いつきが引き出される。ある意味、氏の提唱するマルチメディアな文章がそこにはあった。何回も何回も単行本を読みふけった。話の展開がわかっているのに読んでしまう。わかっている展開なのに、今まで気づかなかった読み方・捉え方に気づく。
プラスチックのような可塑性。自分でそれまで感じてきた漠然としたものと、氏の文章のなかのエネルギーとが反応して毎回異なった読み方をさせるのだと思う。しかもそれは、プラスチック爆弾。自分の既存概念を吹き飛ばすような破壊力を持つ。

単行本1999年のゲーム・キッズ第16話より
カーネギー・メロン大学のH・モラヴェック博士はもっとすごいアイデアを提示している。”起こること”と”起こらないこと”を自在にコントロールするには―――君の頭蓋骨を爆破する程度の装置で十分だ。―――自分の望む結果が実現できなかったらその瞬間に自殺してしまえばいい。パラレルワールドの概念。可能性の数だけの分布。

この章を読んですぐ『電脳生物たち』H.モラヴェックを図書館で読んだ。去年の春くらいのことだったと思う。記憶や考えをすべて、進化した次世代コンピューターに移植することで、人間は肉体を捨てることが出来る、という。

このくらいから”人間の本質”に興味が涌いてくる。というか現在のマーケティングには充分ではない部分――心、について学びたかったのだと思う。商業学とは戦地の最前列にいるファイターが用いる武器の学問であり、経済学よりも経営学よりも生臭い学問だと思う。この時点から哲学、社会学、心理学に対する興味がより強いものとなってきた。

『つきあい方の科学―バクテリアから国際関係まで』R.アクセルロッドを図書館で見つける。Tit for Tat(しっぺ返し)戦術と協調関係の発生。簡単にまとめると、今後も継続して関係を持つと予測するならば協調的戦略を取るべき。そして裏切られたらしっぺ返しをしろ。

やはり、自分は人間の行動に興味があるようだ。と気づく。かといって社会学や心理学では飯を食っていける気がしない。就職できるのか?商学部で良かった。ただ、学問としてのマーケティングはその途中のブラックボックスに気を取られすぎているように思える。そのあたりを学びたい。広い視野で物事を捉える。

『行動経済学入門』多田洋一 最近図書館で借りた。人間はそれほど合理的に行動していない、という内容。いま読んでいる途中。経済学では人間は常に合理的な選択をすると期待される。心理学では人間は常には合理的な選択をしていないとされる。商業学ではどうだろうか。02年ノーベル経済学賞をとったカーネマンの示唆が興味深い。

やはり商業学においても理論に裏付けされるものが正しいなどという幻想が蔓延っているように思えて仕方がない。利益を出すことが正しいのではなかったのか。商業学は戦場の兵士のナイフではなかったのか。どんな方法を使ってでも良かったのではないか。教科書を作ることがマーケティングの目的だったのか。狭義のマーケティングの閉塞感を打破し、真のナイフとしてのマーケティングを再認識させる必要がある。

ツールとしてのマーケティングを思い出すために、内藤誼人氏の著書は参考になる。消費者もたいして合理的に商品を選択できていないのだから。

2000年のゲーム・キッズ
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4623029239つきあい方の科学―バクテリアから国際関係まで
R. アクセルロッド Robert Axelrod 松田 裕之

対立と協調の科学-エージェント・ベース・モデルによる複雑系の解明 複雑系組織論 進化ゲームとその展開 社会シミュレーションの技法 協力の可能性―協力,国家,アナーキー

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4532350646行動経済学入門
多田 洋介

心理学が描くリスクの世界―行動的意思決定入門 人間行動の経済学―実験および実証分析による経済合理性の検証 実験経済学の原理と方法 行動ファイナンス―市場の非合理性を解き明かす新しい金融理論 最新 行動ファイナンス入門

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